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  • ムロフシアユリ

第二回 紙で立体工作に

第一回はモノ作りをする第一歩として

紙と鉛筆でアイデア図を完成させるところまでお話ししました。

今回はその後、そのアイデア図を

実際に立体的に再現することについてお話ししていきます。


私の場合は、まずコンパスや定規などを使って

ボール紙などにアイデア図を清書をし

それをハサミやカッターなどで切ったりくり抜いたりして

パーツとなる部分を、ボール紙で作りました。

私の場合、コンパス・定規・ボール紙類・ハサミ・カッターは

いずれもお財布に優しい100均で揃えました💰

ダイソーにはコンパスカッターなどというものもあり

カーブの部分などは普通のカッターよりも綺麗に切れます。

最近の100均は本当に便利なものが売っていますね😊


私のブタノストーブ焚火台は

ブタの顔側の支柱パーツと、お尻側の支柱パーツをそれぞれボール紙で

胴体部分のパーツはA4サイズの普通のコピー用紙で作りました。

各パーツが紙で揃え終わったら、最後にそれを組み立てて行きます。

この組立が上手く行くか、とてもドキドキしたことを今でも覚えています😌


ここまでアイデア図を作るのに数週間

紙パーツを作って揃えるのに数日かかっているので

その集大成となるわけですから、ドキドキするのもやむを得ないですよね!


そして、そんなドキドキの中

組み立てた最初の紙工作は…大失敗でした🤣


あちこち干渉して上手に嵌らなかったり、立体にすると火床の高さが低くて

もっと足を長くする必要があったり。

立体にすることによって問題点が浮き彫りになってきました。

でも大失敗するのは当然で、そこでめげてしまっては行けませんよ~

私みたいなド素人が最初から上手く行くなんて思っていませんでしたし

立体化で分かった問題点を分析し

そして修正していくんです。

そのための立体化とも言えます。


そして悪いことだけではありません。

立体化によって、今までは紙の上だけだったアイデアが

具現化するので「ここはこうした方がもっといいかも💡」とか

「ここはこうした方が可愛いかも♪」とか

新しいアイデアが浮かんだりします。


紙にデザインをどんどん描き加えて精度を高めて行ったように

紙工作も何度か作って精度を高めて行きました。


最終的に紙工作で組み立てたものがこちらになります。































最終的に出来上がった製品版のブタノストーブとは違う点もたくさんありますが

この時点で、外観的にはだいぶ完成形に近い状態になっていますよね🐷


ようやく、自分の思い描くものに近い出来になったので

私は次は実際の材料、ステンレスを使っての試作に移ることにしました。


もしこの時点で、自分の思い描くものになっていなかったら

さらに紙工作の改良をもっと繰り返しましょう!

ここまでは数百円程度の費用しか掛かっていないですし

ここで思い描くものが出来ていなければ

この先の実際の試作では費用が発生してきて、苦労をしてしまうと思いますので

この時点で、自分の思い描くものに可能な限り近づけておきましょう!


次回は、実際の材料であるステンレスでの試作についてお話しをしたいと思います。



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